A-yoshiki'sブログ

~言葉の種まき~

1日3食の脅迫観念

 1日にとる食事の回数は、一般的に朝と昼と夜の3回です。

 それはもう、法律で決まっているかのようにきっちり3回です。

 小学生の頃、学校の先生が朝の会の時に必ず、

 「朝ごはん食べてきましか?」と訊きました。

 今考えると、すごくめんどくさい。食おうが食うまいがその人の勝手じゃん!?

「食べないと体に毒!」という脅迫

 親は子供にすくすくと元気に成長してほしいという願望があります。

 実際、私も子供の成長を感じることは大きな幸せです。そのため、子供の食欲は、親が気にかける一つのポイントです。

 しかし、子供に対する「残さず食べなさい」とか「朝ごはんを食べないと体に毒だよ」という言葉は、少し大げさかもしれませんが一種の脅迫だと思っています。

 子供の成長を望む親の愛が、成長しなかったらどうしようという不安に派生し、親自身にとっても「子供にきちんと食べさせなければならない」というある種の脅迫観念になり、それを子供に表現している形です。

 

 なんでもいいから食べてくれれば安心

 そんな親にとって重要なのは、何を食べたか、ではなくて、とにかく3食残さず食べたか、ということになり、子供が食べたがらないものを苦労して食べさせるよりも子供が喜んで食べてくれるものに偏りがちです。質より量になるわけです。

 それでジャンキーな食べ物にも家族連れが群がります。単純に栄養面だけ考えたら、むしろマイナスの要素があるわけです。それでも食べなけばならない、という感覚。なんでもいいから食べてくれれば安心な親心。

 少し立ち止まって考えるべきではないでしょうか。

 本当に1日3回食べないとイケナイの?

 本当に1日3回食べることが体にベストなことなの?

「一切の疾病は宿食を本とす」

 釈迦の言葉で「食べ過ぎが様々な病気を引き起こす」という意味です。

 現在はものが豊富にある時代です。食べたいものはほとんど手に入ります。

 そんな中で、3回食べること自体が目的になっていないでしょうか?

 本来、食べることは、生きることのはずです。

 だから食事で大切なのは、体が欲するものを最適に供給すること。

 食の楽しさや快楽を否定するつもりはありませんが、朝と昼と夜の決まった時間に1日3回食べなければならない、という習慣や常識を「君たちの将来のためだから…」という言葉と一緒に子供に押し付けるべきではないと思っています。

 きっとそれは愛ではない。むしろ不安です。