A-yoshiki'sブログ

~言葉の種まき~

無農薬で生きる ~「奇跡のリンゴ」を読んで~

「無農薬リンゴは腐らない!!」

 この本を読んでびっくりしたことは、木村さんが栽培した無農薬リンゴは、切ってそのまま置いていても腐らずに、半年たってもリンゴの香りを放ち続けるそうです。

 食べたい!

 だって、そんな底力のあるリンゴならおいしいに決まっているし、体が若返るくらい元気もらえそう。

 

 みなさんだって、農薬に侵されたリンゴと木村さんのリンゴだったら、断然腐らないリンゴを選ぶでしょ。

 

「なぜ、農薬を使うの?」

 農薬を使わないリンゴの方が体によいに決まっているのに、なぜ多くの農家で使用するのでしょうか?

 私は農業をやったことはないのですが、それは消費者が求めるような色や形の良いリンゴを安定的に出荷したい、という生産者の思いが大きいようです。

 

 実際、木村さんも農薬使用しなかった最初の何年かは、秋を前にして葉っぱはすべて落ち、リンゴがまったく獲れませんでした。

 

「農薬がもたらすもの」

 良いこと

  ・害虫を駆除してくれる。

  ・病気から木を守ってくれる。

  ・主に上記によって、葉や花が枯れることなく、安定的に実を付けてくれる。

 悪いこと

  ・益虫や土を良くするバクテリアも駆除してしまう。

  ・農薬によって守られているので、その木本来の防衛能力が弱まってしまう。

  ・実の色や形が不揃いになる。

  ・農薬を使った農家の方や消費者の健康を害する恐れがある。

 おおまかには以上のようです。

 なんかこれ、どこかで似たようなケースが・・・

 

「自分もバッチリ農薬漬けだなあ」、と思う。

 この本を読んでいて、この農薬を使うメンタリティーとか効果って、親が自分を育てたときのものに近いのかなあ、と思いました。

 親(農家)が思いどおりの子供(リンゴ)に育てたいために、自然のままに見守ることができずに、手を加えてしまう。

 「〇〇は危ないからダメ」「早く〇〇しなさい」など・・・

 この「ダメ」と「しなさい」のオンパレードで、余計なものを排除し、害虫も益虫も駆除してくれます。

 でもこれでは、自分で考える力や戦う力は弱まってしまいますね。親が農薬のように守ってくれるわけですから。

 この農漬けで育った貧弱な私が、木村さんのリンゴのように高い香りを放つにはどうしたらよいか思案中です。

 

「そして自分でも・・・」

 そして自分でも自分自身に農薬を撒いているなあ、と思います。

 直観で「あれがしたい」とか「こうなりたい」という思いがあっても理性という農薬をまいてすぐに殺してしまいます。「いや、待てよ。よく考えろ。」と言って。

 

 怖がりすぎなんです。自分でブレーキかけすぎ。結局ストレスで体壊しちゃうんだから救えません。

 

 草ぼうぼうでもいいんだよね。虫もついてたっていいんだよね。

 

 自分の力を信じ、自然のままに、恐れることなく、高く香りを放とう。